女性が性別不明の名前を持つメリット3つ

突然ですが わたしは性別不明の名前の女性です

性別不明の名前なので、子どもの頃は「男みたいな名前!」とからかわれることもありましたが性別に依存しない名前をとても気に入っています。

我ながら親のセンスの良さに拍手喝采、変な願いを込めないでくれてありがとう。

ずっとお気に入りの名前です。

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性別を名前で判断されないことのメリット

この名前で生きてきて、名前について改めて考えてしまうきっかけとなるのは初対面のときです。

例えば仕事など、メールをやりとりをしてから打ち合わせを行うとき、あいさつ後の第一声が「女性だったんですね!」だった時。

ニコニコしながら「そうなんですよ〜」と言って場を和ませてから打ち合わせを開始するのですが、この会話を繰り返すことでじわじわ気付いたことがあります。

当事者としてその名で生きて経験したことの事例ですので参考になればと思います。

性別不明は審査をとおり抜けられる

男女雇用機会均等法により性別の制限は原則禁止とされていますが、実際問題、転職サイトでは性別表記は当たり前ですし、均等法がどこまで本気か、どこまで遵守されているのかはわかりません。

法の定める通り性別の制限がなければいいのですが、現実は性別も判断基準です

例えサイトから性別欄が消えたとしても、名前で性別がわかってしまえば意味がありませんね。

ちなみに、わたしが利用した転職サイトの性別表記は下記でした( 2019年11月現在)

  • リクナビ なし ←拍手!
  • マイナビ あり
  • ビズリーチ あり

これまでの転職活動で「女性だったんですね、男性かと思って声をかけました」と面接で言われたのは、リクナビで転職活動をしていたときです。

「男性だと思った」案件のピークでした。

建設業界という職種・職歴が女性らしくなかったこともあるかもしれません。

しかしそれは「あらかじめ女性だとわかっていたら声をかけなかった」の言い換えではないかと悶々としたものです。

 

入社後、採用検討時の様子を聞くと「女性が来てびっくりした、インパクトが強かった」とのことでした。

女性が来たところでちゃんと検討すれば「女性でも問題ない」となったそうです。

ならば最初の女性フィルタは一体…

性別不明 女性とバレない方が仕事がスムーズ

職場の同僚女性は、取引先からのメールや電話の返信が遅いことがよくありました。

そのたびに返信を要請するひと手間が追加されます(不在ならば手間と時間はもっと取られます)

もちろん人による話ですが、女性相手だと対応が鈍くなる、というのは珍しいことではありません

 

電話対応でも、よほど貫禄と経験がにじみ出ている声じゃない限り、女性は女性というだけでアシスタント扱いですが、これは女性側にはどうしようもできません。

同僚の嘆きを「あるよね」と聞きながら、淡々と仕事を進めていきます。

 

参考記事:以前この記事を目にしてショックでしたが、「あるよね」です。

女性の名前で仕事のメールを送ってみたら......見えない差別に気づいたある男性の話
男性ショック。女性は「よくあることです」

女性だとバレない方が仕事がしやすいのは実感としてあります。

なのでメールは差出人の名前で女性だと判断されなければ真っ当にご対応いただけるのです。

日々の業務のなかの、ストレスと呼ぶにまでに至らない些細なことだけど、確かに存在することを、名前だけで避けることができます。

女性だとわかった以降は、仕事で評価してもらうしかないね

性別に偏らない名前は個性を尊重する

性別不明の名前で生きてきた身として、名前に性別らしさを盛り込まれなくて良かったと、少なからず思っています。

もしわたしの名前が「女性としてのあり方、らしさ」の願いを込められたものであったら、そうではなかった時に違和感を感じるのでしょうか。

名前に違和感を持つ持たないは個人によるので推測不能ですが、生涯をかけて掲げる名であると考えると、少し考えておくのが良いと思います。

 

これまでは社会が望む性別のあり方を前提とした名前が一般的でした。

しかし社会のあり方、性別のとらえ方が変わっているなかで、そのくくりは本当に必要でしょうか。

性別ではなく、個性に願いを込めることは、ジェンダーレスを掲げるこれからの時代に寄りそいます。

 

よく性別不明の名前を「中性的な名前」と表現されますが、ちょっとモヤッとします。

それは、わたし自身が「中性的」のつもりはないからなのですが…

ステキな名前と言って

まとめ:性別不明だからこそチャンスを得ていた

性別不明の名前のおかげで、入れなかった場所に入るチャンスを得ていたことに後から気付きました。

これは結果論に過ぎないのですが、性別不明の名を持った当事者の実体験として参考になればと思います。

 

幼いころは珍しかった名前も、有名人の多彩な名前が普及したおかげで、目立つ名ではなくなりました。

目立てば叩かれるといった日本の風潮をどう捉えていくかと言う問題は大きいのですが、目立たなくとも制限しない名はたくさんあります。

名に込める親の願いと、その名を掲げていく子の未来が明るくありますように。

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