けんせつ小町の現場報告 作業着編

ちょっとフマジメな現場風景のレポートです

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建設現場ではたらく女性「けんせつ小町」

建設業界では女性に「けんせつ小町」の愛称をつけて、建設業界の職場環境の改善・向上に取り組んでいる。

 

主にゼネコン主導で取り組んでいるキャンペーンですね。ピンク色のお花🌸がいかにも…

 

けんせつ小町 は 建設業で働くすべての女性の愛称です。 建設現場で働く技術者・技能者、 土木構造物や建物の設計者、 研究所で新技術を開発する研究者、 お客様とプロジェクトを進める営業担当者、 会社の運営を支える事務職など、 活躍の舞台は多岐にわたります。

日本建設連合会

 

事務職まで小町扱いなのか。知らなかった。

作業着を着て現場に入る女性だけをいうのかと思ってた。 

 

この「けんせつ小町」の名前の由来は平安時代の女流歌人「小野小町」

ネーミング自体は女性が決めたみたいだけど、個人的にはゾワゾワする。

どうしてネーミングまで女性要素を取り入れたのだろう。

 

女性に配慮しているというアピールそのものがうさん臭くて、この手のキャンペーンは苦手。

アピールせずに粛々と実行して「そんなの当たり前です」と堂々と言って欲しい。

建設業界の人手不足を補うためにも女性参入の拡大は必要。

ゼネコンの女性社員だけじゃなく、どうか下請け会社の女性にまで配慮が行き届きますように

現場の服装と装備

今年の春から夏にかけて建設現場に、専門工事業者として出入りした。

 

大規模現場や、中規模の商業施設。

街中のでかいマンションの工事現場の様子と同じ。

 

現場入場の服装と必要な装備(安全第一)身に着けるだけで重い。

 

  1. 作業服ピンクのつなぎは現場で見たことない
  2. 安全靴(鉄板入ってる。重い)
  3. 安全帯(高所の場合。腰に着ける。重い)
  4. ヘルメット(かさ張る。邪魔)
  5. +業務で必要な道具(コンベックス=スケール

軽量化を切に願うよね。

 

4月 まだまだ寒かった。会社から現場用の分厚いドカジャン?借りた(汗の臭い…)

分厚い靴下、フリース、手袋、ネックウォーマー、現場は日陰が多く寒いので真冬の装備。

どれだけ着込んでも寒い時は寒いし、着込みすぎると動きづらくて疲れる。

 

8月 軽装だけど、手首足首までの長袖が基本(怪我防止のため)

とにかく最低限の4装備が重くて嵩張る。これだけで体力消耗する。

男物の作業着はサイズが合わない

建設系中小のあるあるだと思うけど、作業服は男性用を支給されがちで、女性にはサイズ感が全く合わない。

特にスボンの腰回りのかたちが合わなさすぎて、最高にダサくなる。

 

女性用作業着は商品としてあるけれど経費削減だかで購入を渋られる(中小…)

会社から借りたドカジャンも、防寒性はあるけどサイズが違いすぎて動きづらかった。

 

表明しづらいちょっとの我慢はずっと続いて、最終的に現場を嫌がられる理由になる。

作業着を管理しているのは会社の総務で、総務が手配を嫌がることも影響が大きい。

 

いつも手配する男性用作業着なら手間が楽なので、男性用を渡される。

 

せめてSサイズはないかと聞く。

体の小さい男性がいないから無いとMサイズ以上を渡されて、それを着ざるを得ない。

単純に動きづらいんだ。

 

そんな会社まだあるの!?って、あるよ〜中小ならふつうだ。

女性に男性用をずっと着させることに、誰も何も思わないみたいだ。

たかが作業服 されど作業服

もし男性が、女性用のXLサイズを支給されたらどう思う?

「いいじゃない、入るから」って、ずっと女性用を支給されたら?

 

男性が女性用の服を着せられて、周囲から「男性活躍!」なんて褒めそやされたら?

馬鹿にしてんの?って、わたしは思った。

 

女性用作業着の支給は、ものすごく簡単に、当たり前に却下される。

いくらゼネコンが女性キャンペーンを展開しても、下請けまで波及しない限りイメージは良くならないよ。

 

足りないのはゼネコンの人間ではなくて、下請けや職人。

下請けの社長が動かないと変わらない。=社長はほとんどの場合男性。

職人の作業着は 着こなし+自己流カスタム

職人さんは各自の会社から支給されたもの+自己流カスタムをしていて面白かった。

作業性第一だから、みんな思い思いに着ているけれど、仕事によって特徴が変わるから面白い。

 

作業着自体が普段着っぽいカジュアルなデザイン。

流行りなのかデニム作業着がたくさんいた。つぎはぎダメージぽくなってる。

 

ブーツ型、ハイカットの安全靴に、裾をインするかしないかとか。

 

さりげなく小洒落た着方をしている。

意図しないとあんなにカッコ良くならない。

職種で異なる装備、ツール

職種によってツールが異なるから、それだけで独自感がある。

 

ゲームの装備のような感じだけど、ゲームよりも現実の方がかたちやモノに必然性がある。

共通の最低限+ジョブによって異なるアイテムを持ってる。

 

バケツ、ケーブル、腰回りにつける工具、ヘルメットにつけるライト、専用の何かの機械。

使い込んで砂まみれになって図面。

 

一番カッコ良かったのはハーネス、あれはー…めちゃくちゃ良かった。

休憩ごとに着ける時も外す時も、とてもよろしい動作でした…

 

これ、単に道具を身に着けるとかっこいいってことかな?

道具がかっこいいってこと…?

 

現場職人たちの道具の多さは、あれば男性ならではのできることだなと思った。

重い。あれをつけて動き回るなんてできない。体力勝負だ。

現場で働く人をストリートスナップ的にまとめたら面白いのに

と思ったら、現場のコミュニケーションの一環として、記録用として、作業風景と働く人を納めるカメラマンが入っている現場があった。

 

カメラマンは男性だったけど、なんというか、撮る写真がいまいち。

写真よりも実際の現場にいる人たちの方がカッコ良いい。

 

実物は大したことがなくても、写真で切り取ってしまえばそれなりになるのが写真ではないのか…。

職種別に分けて、仕事のための服装の工夫を聞き出していったら楽しそう。

 

誰が見る??とりあえず、学生と、建設業界の会社へ、ランチの話題に。

服装から見る職業、面白そう。

現場風景は想像以上にかっこいい

写真、わたしが撮った方が良くない?と思った。

そのデカいカメラわたしに貸してくれたら喜んで撮るのに(そんな時間はない)

 

女性カメラマンにしたら全然違った写真になったのではないか…!

 

現場の外周は仮囲いで、街からは働く人の姿が見えない。

こんなにもいい風景なのに(埃がすごいけど)

 

缶コーヒーのCMで建設現場とか工事現場のシーンがあるけれど、

現実の現場は何倍もかっこいい。

 

なぜあんなに削ぎ落とされてしまうのか…。

特に昼の休憩場所は海賊の集まりみたいな迫力がある。

まとめ

  • 女性の参入の障壁を少なくするには男性の理解が必要不可欠
  • 女性には女性用の作業着支給が必要
  • 基本装備を全部身につけると重いので軽量化するといいな
  • 職人はかっこいい(でもそれは道具効果かも)
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